こんにちは!Roloアクセサリーのakiです。
今回は「1/20 14K」というゴールドについて解説します。
1/20 14K 刻印の意味
「1/20 14K」とは、「14金の総重量が1/20 (5%)以上」という意味です。
地金の真鍮やシルバーに14金を高熱圧着したもので、
- 金メッキ製品より金の層が20~30倍分厚い
- 摩耗に強い
のが特徴です。
14金は金の含有量が58%で出来ている金合金のことで14K・K14とも表記されます。
定義は14KGF・K14GFと同じ金張りという加工で
- 14KGF
- K14GF
- 1/20 14K
この3つはアクセサリーやジュエリーを購入するとき、お店の方針によって表記がバラバラだと思いますが、全て同じと思って良いです。
14Kの偽物‥??
結論からいうと何も「偽物」ではありません。
でももし「14金/14K」のつもりで商品を買ったのに、いざ届いたら「1/20 14K」という刻印を見つけた時は「偽物が届いた」ので、お店へ問い合わせたましょう。
買う前に簡易判断をするとしたら、販売価格をチェックしてみてください。14金の価値は1gあたり4500円〜5000円の場合が多いので、すべて14金でできているジュエリーの販売価格相場は、相当ちいさなものでない限りは、ほぼ確実に1万円を超えています。「金 価格」などと調べるとランク別にその時の相場が分かります。
価値はどのくらいあるの?
1/20 14K や 14KGF の価値は、単純計算をするなら「14金の5%」です。なのでたとえば、今は14金が1gあたり4,664円(2022年9月)なので、1gあたり233.2円、という計算ができます。
そこに地金の真鍮やシルバーを追加したり、地金に高熱圧着させる技料・商品化するための工程やデザインにかかる工費がプラスされていくので、商品になったころの付加価値は一層ついてきます。
GPとは同じ?違う?
1/20 14K や 14KGFはゴールドフィルドなので、GPと同じではありません。
かなりざっくり括ると、「地金が別の金属」という意味は同じですが、そもそも加工方法と分厚さが全然違うので、GP(ゴールドプレーテッド)とGF(ゴールドフィルド)という名前が分かれています。
金属アレルギーになる可能性はどのくらいある?
ゼロではないですが、自分自身で使ってみた結果、その可能性は低いと感じました。
ニッケルが主な原因になっている金属アレルギーの私は、 ↑このピアスを1ヶ月ほど着用していても問題ありませんでした。
金属アレルギーさんにとっては「そもそも14Kってどうなんだろう」という方もいるかと思います。割合は少ないようですが、金そのものがアレルギーの方もいるので心当たりがあれば購入を一旦やめておいて、まずは皮膚科で調べていただくことをおすすめします。
不安な時は、買わないことも視野に
金属アレルギーさん
そんな商品があって買ってみたものの、結果やっぱり金属アレルギーで使えなかったとしても、ほとんどの場合は保証がありません。きっと金属アレルギーじゃない家族や友人にあげるか、ゴミ箱に捨てることになるでしょう。
そのアクセサリーがいくら可愛くても使えなければ何の意味もありません。
不安に思っているまま購入しても失敗しそうなので、ポチりたい気持ちを抑えてまずは不安なことをショップにお問い合わせしてみましょう。もしくは焦らず、他の金属・他のお店を検討してみましょう。
金属アレルギーさんのためのアクセサリーブランド – Rolo –
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困っていた頃から「まずこの苦労が分からない人から購入したくはない」と思っていたので
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「1/20 14K」まとめ
1/20 14Kとは…
- 14金の総重量が1/20 (5%)以上の金属のこと
- 14KGF、K14GFと同じ意味
- 金属価値はざっくり14金の1/20
- 摩耗に強い
- 金属アレルギーになりにくい
という特徴があります!ゴールド、ゴールドカラーのアクセサリーがお好きな方がこのキーワードで困った時の少しでも参考になれば嬉しいです!(*^^)