こんにちは!Rolo.アクセサリーのakiです。
最近、金や銀の価格のお知らせをチェックしています。
アクセサリーを扱う仕事をしていると、
「また上がってるな・・」
と思いながらチェックすることが多いんですが、
そのニュースの横に、よく世界情勢の話題が出てくるんです。
例えば最近だとイラン情勢なども、かなり緊迫していますね。
ただ、最初は
「アクセサリーと戦争ってどう関係あるの?」
と思っていました。
でも少し調べてみると、
貴金属は単なる装飾素材ではなく、世界の資源の一つとして扱われていることを知りました。
過去10年の銀価格

たとえば、当店で関わりの多い銀(シルバー)の価格は、ここ10年で大きく変化しています。
<2016年頃>
約15〜17ドル
<2020年>
コロナショックで上昇
<2024〜2025年>
30ドル台
<2026年>
70ドル近い場面も
・・ここ10年、
数倍のレンジで動いている資源です。
ふつうに生活してると
あまり実感はないものですが、
銀は実は
- 太陽光パネル
- 電子機器
- 半導体
- EV
などに使われる工業資源でもあります。
つまり
アクセサリーの素材
= 世界の産業資源
でもあるんですね。
なぜ戦争で金や銀の価格が動くの?
金や銀は、世界では
「安全資産」
と呼ばれています。
- 戦争
- 金融危機
- インフレ
などが起きると
「通貨より貴金属を持とう」
と考える人が増えるため、
需要が急に高まります。
その結果、価格が上がることがあります。
アクセサリーと資源の倫理

こういう話を調べていると、
いろんな考えが頭の中に浮かんできます。
平和な日本に暮らしている私たちは
アクセサリーとして金属を楽しんでいる。
でもその金属は、
世界の経済や、
資源ともつながっている。

手元のネックレスですら、そもそもの素材は採掘からつながっている。
「自分たちが楽しませてもらうためだけに
このまま貴金属って、使ってていいのかな?」
とか。
そこに対して
私に何ができる訳でもないのに、
そこまで考えてしまいました。
実は昔、気になっていたこと

実は1年以上前、
天然石や宝石について調べていたとき
気になったテーマがありました。
それが
紛争ダイヤモンド(コンフリクトダイヤモンド)
という言葉です。知っていますか?
一部の地域では、
ダイヤモンドの採掘が
紛争の資金源になってしまった歴史があります。
そのため現在では
「紛争に関わらないダイヤモンド」を証明する
キンバリープロセスという国際的な制度もあります。
その時、これはとても興味深い話だなと思って
ブログに書きかけたんですが、
「Rolo.は宝石商ではないし…
ダイヤモンドを扱ってるわけでもないから、
私が話すべきことではないのかも?」
と思っていました。

でも今回、いよいよ貴金属価格と
世界情勢の関係を調べていて
私たちの関わっているアクセサリーは
ただのおしゃれではなく
資源と文化の両方に関わるもの
と改めて実感しました。
人類は、ずっと装飾をしてきた

装飾文化はとても古くて、
貝殻のネックレスなどは
何万年前の遺跡からも見つかっています。
アクセサリーは、
生きるために絶対にないと困るわけではありません。
でも
自分らしさを表すもの
として、人がずっと大切にしてきた文化でもあります。
もし私と同じく「装飾品の歴史」にもご興味があれば、シュルレアリスムとファッションをかけた美術展なんかも、全国でやってたりするので見に行ってみてください。
Rolo.が大切にしたいこと

Rolo.ができることは
かと言って
あまりにも少ないですが、
だからこそ
安くてすぐ壊れるアクセサリーより、
長く使っていただけるものを届けたいと思っています。
素材のことを自分でも知って、
長く付き合えるアクセサリーを選んでもらえたら嬉しいです。
アクセサリーをきっかけに
世界の資源や素材の背景を
少しだけ考えてみる。
そんなきっかけになれば嬉しいです。


