こんにちは!Rolo.アクセサリーのakiです。
先日、中国に商品リサーチのため行ってきたのですが、日常のあちこちに「えっ!?」と驚く瞬間がありました。
こういうのが海外旅の良さだよな〜って思って
今回はその中でも「食文化」「家族」「生き方」について感じたことを、日記として残しておこうと思います。
アクセサリーと関係ないんですが、お時間ある時にはぜひ。
食べ残すほうが礼儀?
中国の食事文化で驚いたのが、食べきれないほど料理を出すのがおもてなしで、むしろ出されたご飯は少し残すのが良いとされること。
日本の「もったいない精神」とは真逆で、全部食べると「足りなかったのかな?」と思われることもあるそうです。
担当の方に「もったいないとか、食品ロスだなとか、そういうのはないですか?」というと「?」という感じで少し分からなさそうにしていました。
後から調べた結果、もともとの飢饉の歴史や「豊かさを示す」考え方があるようで、文化の違いを体感。
この感覚には、提供してくれた方の「面子を重んじる」という儒教が関連しているようです。
同じ「相手を思う気持ち」でも、形がまったく違うのが面白いですよね。
家族の悩みは変わらない
2日間つきっきりで市場を案内してくれた朱(シュ)さんが、お昼ご飯でこちらのお店を教えてくれて、ゆっくりご飯食べながら、まだ6歳くらいの娘さんのことをたくさん話してくれました。
旦那さんの家族とそりが合わなくて離れて暮らしているけれど、娘が励ましてくれるから頑張れる、と。
朱さんが写真をたくさん見せてくれながら、若干、目が潤んでいるのを見てたら、終いにはもらい泣きしてなぜか朱さんより泣くという。笑
国は違っても、家族の関係に悩んだり、子どもの存在に救われたりするのは同じなんだよなぁ…と心に残りました。
「違い」に驚かされながら、「一緒な部分」に気づけるのも旅の魅力だと思います。
SNSで見た新しい家族の形
教えてもらったことで、個人的にびっくりしたのが、同性カップル+子どもという新しい家族の発信が普通にSNSで人気を集めていたこと。
男っぽい女性と一般的な女性がペアになって、精子提供を受けて子どもを産み、3人で暮らしているという話でした。
日本だとまだ公にはしづらいというか、賛否の激しいテーマですが、中国でも法的に同性婚は認められていないのに、ネットでは応援されている層がいる。
国や制度の違いはあるけれど、「自分らしく生きたい」「家族を大事にしたい」という気持ちは世界共通。
そしてこんな難しいテーマを、日本語に苦戦しながら私に話してくれる朱さん。
朱さんとのやりとりで、「もっと中国語、覚えておけばよかった・・」と一番思いました。
違いの楽しみがくせになる
今回、文化の違いや価値観のズレに驚くこともたくさんありました。
でも結局、「人の営み」はどの国でもそこまで大きく変わらないのかもしれません。
食べ方の作法も、家族の悩みも、新しい家族の形も。
異文化に触れることで「違い」と「共通点」を両方知れるのは、旅の大きな楽しさだなって思います。
仕事での旅でしたが、心に残る気づきがたくさんありました。
これをきっかけに、「国内旅行も国外旅行ももっと活発に行きたいな〜」と思ったので、行きたいところにはもっとペースアップして行こうと決意しました。笑