こんにちは!Roloアクセサリーのakiです。
「バチェラー」って観たことありますか?
私は今まで食わず嫌いだったのですが、先日美容師さんのすすめで「バチェラーシーズン3」を見たら、うっかり笑って泣いて、最後まで見てしまいました。ということで思い直し、全シーズンを視聴。
aki
そんなことある?みたいな結末で、シーズン3がいちばん賛否両論多いみたいですが・・(笑)
しかしシーズン3は今のところ唯一婚約しているということでちゃんとリアリティがあります。それに「そんなことある?」というのが男女・恋愛・結婚の現実ではないでしょうか。
今回はアクセサリーと関係ありませんが、そんなシーズン3の見どころをネタバレなしで紹介しつつ、いまの時代の結婚についてまとめてみます。
バチェラー参加者について
バチェラー=bachelor はフランス語で「若い騎士」という意味ですが、若いといってもバチェラー・ジャパンのバチェラーはほぼ30代の大人。自由・華やかな独身貴族をイメージする言葉なのだそうで、アメリカの有名な「bachelor in paradise」という恋愛リアリティ番組が元ネタになります。
バチェラー男性1人に対して、結婚を前提としたお付き合いを希望する20〜25名の女性が奪い合うというのが、大きな企画の流れ。
そのためバチェラーはいつも、経済力・人間力・容姿などのバランスが取れたまさに“高嶺の花”のような人。
そして参加者は全員、この企画のために3ヶ月ほど休みを取っていて、参加期間中はスマホ没収。
20~30代の社会人が事前準備したとしても、3ヶ月も仕事を休むと結構な損失で、この時点で決断できる人少ないと思います。
それぐらい本気で参加してね、ということ。
参加メンバーの「強さ」が魅力
企画内容から、どうしても私たちがイメージしてしまうのは、ハイスペックなバチェラーを追い求める女性って「なんでも相手に求める依存体質なんじゃないのか?」ということ。
結婚相手に依存する幸せは続かない
自分の孤独の時間を自分できっちりできないような人には、他人を愛する資格はないと思う。
一人で生きていくことができて初めて、人を抑圧することなく愛せるんだと考えている。- ピート・ハミル -(米国のジャーナリスト、コラムニスト、小説家 / 1935~)
相手のスペックを求めて結婚する。というのは、「この人に幸せにしてもらおう」の依存モチベーションの表れですが、それにとらわれて決めると「こんなはずじゃなかった」という時、自分に努力できることがあんまり無かったりします。
自分こそ選ばれるにふさわしいという自信
ですが、シーズン3は自分こそふさわしいという自信に溢れた “強い女性”が多いです。
シーズン3のバチェラーが求める人生のパートナーは、心の強い人。後ろから何も言わずに支えてくれる人より、自分と一緒に走ってくれる人が良いという感じのことを仰っていました。
見慣れてないうちは「皆なんでそんなに自信満々なの?」と違和感があるかもしれませんが、その強さが 本人の努力からきている人・育った環境からきている人などさまざま。
この 強さの違いは、シーズン3の笑いどころでもあり、見どころ。
考えてみれば、一般人なのに参加するだけで日本全国に観られることになるんだから自分磨きしてない人が来るわけがないですよね。
aki
本人の努力で自信が持てる強い人は、誰にとっても良い刺激になると思います。
ロケ地のチョイスが本気で豪華♪
バチェラーが選ぶ舞台は、千葉、静岡、グアム、第2の故郷・フランス、そして故郷の神戸。
デートは…
豪華すぎて、非日常すぎる。ここは全シーズン共通。ヘリを調べたところ15分搭乗で13万円するようです。1時間以上は乗っていたようでしたが…
だけど観てる人にとっては、コロナ禍になってから海外に足を運びにくくなったのもあり、青い海、海外の水族館、フランスの街並み‥
aki
家族の言葉が突き刺さる
恋愛と結婚は違う?
「恋愛の先に結婚があると思います」
こう語ったのはバチェラーで、私もそう思いますし大多数の人がそうだと思いますが、一方で「恋愛と結婚は違う」と言われる理由も分かります。
恋愛と結婚の大きな違い。
それは “家族になる”こと。
恋に落ちたり、恋人になったりフッたりフラれたり別れたり。それだけでいいのなら、恋愛は多分、しようと思えばいつでも何歳でもできます。けど、結婚はそれだけじゃなくて「その人に、自分のダメなところも見られてOKか?」「相手のダメなところも含めて一緒にいたいか?」などが含まれてくる。
そここそが、恋人になることと家族になることの違いではないでしょうか。
バチェラーの旅は、終盤に必ずお互いのご家族をまじえた交流があります。ご家族は「2人がいいのならそれでいい」という風に話してくれる方ばかりですが、それを見ていると改めて当事者たちだけの問題でもないっていうのがひしひしと感じられます。
ここを掘り下げるとネタバレしますが、シーズン3は特に家族の対面が強く刺さりました。
波乱を起こすバチェラーの素直さ
『 #バチェラー たるもの、素直であれ、誠実であれ、謙虚であれ』
シーズン3バチェラー #友永真也(ともながしんや)
「僕は奥さんを探しに来ました。きっと最後にはちゃんと見極めて選べる自信はありますね。」 pic.twitter.com/61Utj0QNii— 【公式】バチェロレッテ•ジャパン配信中バチェラー男女逆転版 (@BachelorJapan) June 18, 2019
バチェラーたるもの、
素直であれ、
誠実であれ、
謙虚であれ。
そう語ったバチェラー。↑このPVの通りさすがバチェラーといった感じで話し方もしっかりされています。
大人の素直は、かっこいい。
口に出すと恥ずかしくなる言葉も、堂々と話せる大人はかっこいい。
そう思います。本当に。
最後まで意思表示のはっきりしたシーズン3のバチェラーに、私は好感がありました。それは今もあります。
しかし‥この印象の良さは結末にどう影響するのか‥
一度ご覧になってみてください。
結婚とは愛か、金か
こういう問いは一生存在しますが、バチェラーシーズン3を通してアラサーの私が思うことは
- 愛さえあれば、お金なんてなくていい
- お金さえあれば、愛なんてなくていい
どっちもおかしくないですか?
原始時代でいうと「狩りができない人は生きていけない」みたいなイメージで、今その「生きていく力」はほとんど「経済力」に等しい。
仕事や社会に対して役に立とうと努める。そんなふつうの経済力はまず、お互いにもって当たり前の時代。愛を優先するか?お金を優先するか?という比較はそれこそ依存モチベーション気味で、すこし間違っていると感じます。
いまの時代の結婚とは?
いまは昔に比べると「結婚=女の幸せ」みたいなイメージは薄れてきています。
男が稼ぎ女が家を守る。みたいなのもすっかり古くなり、じゃあいまの時代、みんな結婚の先に何を求めるの??という方もいるのではないでしょうか。
もちろん、自分の子どもがほしいって思えば結婚を意識すると思うんですが、それ以外でこういう番組の人間模様を観ながら思うのは、人間「心を通わせられる人と生きる安心感を求めている」のではないかな??と思いました。
いま婚活している人はもちろんですが、何もしてないし、彼氏もいないし、好きな人もいない…という女性でも楽しめて、いい意味で刺激の強い作品です。1話1時間の全12話ありますので、空いた時にちょこちょこ観てみてください♪