デザインが可愛く、金額もそこそこするもので
「銅 100%」という表記のものを見つけました。
第一印象は、お値段もそこそこして
純製と書いてあると、なんとなく大丈夫なのかな?
と思いたいものですが、金属アレルギーなら油断は禁物です。
金属アレルギーになりやすい金属ベスト10
金属アレルギーになりやすい順番に並べると、
- ニッケル
- コバルト
- スズ
- 水銀
- 亜鉛
- パラジウム
- クロム
- 鉄
- アルミニウム
- 銅
こんな感じです。
ニッケルはかなりアクセサリー店で見かけるので有名だと思いますが、
アクセサリーの素材では聞いたのことない素材もありますよね。
この順番は、前に金属アレルギーになる原因に書いたことのある、汗で溶け出しやすい金属かどうかの順番になっています。
銅は、銅がNGだと分かっている方は絶対に避けるべきですが、よく分からないという方は人によって順番が逆転し反応しない方もいるという、微妙な金属です。
以下はランキング金属を上からご紹介します。
ニッケル
- 硬貨
- 腕時計、アクセサリー
- 歯科矯正具、メガネのフレームなど
あと、ちょっとびっくりですがチョコレート・ナッツなどニッケルが少し含まれる食品もあります・・・(チョコ食べたからってアレルギーになったことがないので、大丈夫だと思います)
コバルト
- 磁石
- 強硬工具
- 耐熱鋼
こちらは、あまりアクセサリーでは馴染みのない金属なので、アレルギー反応が出やすいといっても、女性は日常で被害にみまわれにくい金属です。
スズ
- 工芸品
- 食器
- ブリキ製品
- 硬貨
- ブロンズ像、青銅合金
スズ製品は「スズ アクセサリー」で調べてみると結構あります。
工芸品などに使われるだけあってデザイン性のあるシルバー色のアクセサリーを見つけることができますが、金属アレルギーになりやすいので避けるのがおすすめ。
水銀
- 水銀の体温計
- 温度計
水銀はアレルギー云々というよりも、体に取り込むと中毒を起こす(水俣病)有害物質のため、今は身近なものにあまり使われていません。
亜鉛
- 真鍮アクセサリー
- 黄銅製品
- アルミ製品
亜鉛はアクセサリーによく使われています。
たとえば真鍮(しんちゅう)アクセサリーは、亜鉛・銅の2合金です。
また、吹奏楽でつかわれる金管楽器も真鍮製(ブラス)でできているので亜鉛は含まれています。
パラジウム
- 銀歯(歯科用品)
- ホワイトゴールド
- プラチナの宝飾品
金属アレルギーになりにくいとして有名なプラチナで、ごく稀に金属アレルギー症状を感じるケースの中には「含まれていたパラジウムがダメだった」という方もいます。
パラジウムはプラチナとの相性が良いので、プラチナジュエリーの表面加工や合金素材でお見かけすることができます。
2022年の国際情勢の変化で、今後価格が急騰していきそうな金属でもあります。
クロム
- ステンレス製品
- サージカルステンレス
- 腕時計
- ギターの弦
- ベルトのバックル
- メガネのフレーム
- 革製品(クロムでなめして製造)
一般的に金属アレルギーを起こしにくい
サージカルステンレスにも大抵クロムは
含まれています。といっても、それで
アレルギーになっていないならば、気にしなくてもOK。
鉄
- 鉄棒
- 工具
- 手すり
- キーホルダー
ステンレス商品も鉄を合金に使っています。
アルミニウム
- 缶
- 1円玉
- アルミサッシ
- 64チタン
アルミニウムもアクセサリーをはじめ色んな用途で使われています。
銅
- 硬貨
- ゴールドの宝飾品
- シルバーアクセサリー(シルバー925、950)
- 金管楽器
- 18金ゴールド
- 14金ピンクゴールド
- 10金ピンクゴールド
銅ってアクセサリーに沢山使われてますね!
すでに私のように使用していて大丈夫な方は
銅でできていてもOKですが、
過敏な方は、以上にあげた10種類の金属をメインに使ったものは避けたほうがいいですね。
私も、シルバー925は圧倒的に銀でできているから何も反応しないのだと思われますが、100%銅ですと言われると、まだ少し怖かったのでやめました^^;
aki
使えるかどうかを確認してから商品を出品しているアクセサリーショップなので、純銅アクセサリーは機会をみてまたレポートします(^^)