こんにちは(^^)akiです。
先日仕事の合間に「約束のネバーランド」アニメの1期を見ました。
今回はアクセサリーと関係ないですが
大人が楽しめるアニメだったので、おすすめしてみます。
『約束のネバーランド』は、2020年に
実写映画化されたことで
その知名度が爆上がりしました。
私は実写などより原作が知りたい派なので、
大元の漫画を調べました。
最初は「絵のタッチが可愛いらしいな」という
謎の抵抗がはじめはありましたが、見てみたらなかなか大人でも楽しめる理由があります。
その可愛らしさとは裏腹に、結構ホラー物語です。
これを観るのをおすすめできる方は…
- 怖いもの見たさ
- ダークファンタジー好き
- 最近なんとなく刺激が足りない
あらすじ
舞台は2045年。食料として農園に生まれてくる
人間の子どもたちの物語。
この農園で生活する子どもたちは、
自分が食料として生まれたことを知らされず育ち
6〜12歳になったら、何も知らずに商品として出荷されます。
そのため、大人になることも、
外の世界を知ることもできません。
怖いですね!
人間を食べるのは鬼と呼ばれる化け物ですが、
その子どもを商品として仕上がるまで
育てているのは、同じ人間の大人。
ちなみに“ネバーランド”の意味は
ネバーランド(Neverland)は、ピーター・パンの物語に登場する架空の国である。親とはぐれ年を取らなくなった子どもたちが妖精とともに暮らす。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
農園の子どもは出荷され続けるので、
一生子どもだけが暮らす世界。
だからネバーランドなんですね。
食料の子どもたちは、
ここは孤児院で、出荷は里親が見つかったのだと
大人に騙され、暮らしています。
でもある日、ここに暮らす子どもたちの
主人公・エマとノーマンは、自分たちの妹が
出荷の夜に忘れていった大切なぬいぐるみを
届けるために、後を追います。
その先で見たのは、里親とこれから幸せに暮らすはずだった
妹の変わり果てた姿。
鬼と呼ばれる化け物のやり取りを隠れて全て聴き
自分たちが食料として育てられていることを
はじめて知ることから物語は始まります。
「生き残りたい」というそれぞれの描写が大人でも楽しめる
この物語の良さは、フィクションだけど
私たちの世界でも通じる不気味さとリアルさです。
- 人間のエゴさ
- 自分の命より大切な人を守りたい人間の美しい部分
- 目をつぶって長く生きる=「幸せ」なのか
- 自由をえらぶ過酷さ
といった生死に対する人間の疑問や、
生き残るためにもがくリアルな現実社会の人間
を写したような描写が、
なかなか現実的に描かれていることだと思います。
なので、ストーリー設定上の秩序に逆らう人間の
厳しく、残酷な末路も描かれるので、
ほっこりしたい時は見ない方が良さそう。
これ本当に子ども見てるのかな?汗
最後まで恐ろしい雰囲気があります。
生き延びるために子どもを犠牲にする大人達を
どう出し抜こうか頭を捻る子どもたちの
ストーリーは、クセになる人は何度か見たくなる物語です。
日常は他の生き物の犠牲で成り立っていることも感じる
これを見て、いつも私たちが食べている
牛、豚、鶏の「家畜場」を思い出した方は多いはず。
もしも私たちと同じように知能を持っていて
お互いコミュニケーションが取れたら…。
冒頭で「怖いですね!」と言っておきながら、
私は人間じゃない肉ならば毎日食べてますね。
また、スーパーで買った肉は食べられるけど
そのための屠殺(家畜を食肉にするために殺すこと)は
見られないという女子は多いです。
私も、できることなら見たくはないです(´・_・`)
でも、
牛肉、豚肉、鶏肉はスーパーで買えてたり、
飲食店でメニューとして提供されているのは、
=人が家畜を育てて屠殺している事実とは、
切っても切り離せない関係ですよね。
日常すぎて、今や意識しないくらいです。
牛丼の牛肉、チキン南蛮の鶏、
ハンバーグの豚ひき肉にと、
毎日どこかで栄養源にしています。
そしてそれで今日も明日もいろんな仕事や遊びや活動をしている。
そうして生きている以上、日常自体が
なにかしら、ほかの生き物を知らず知らずに
ある意味、犠牲にしながら自分が生きている。
そのものがすごいことだと嫌でも感じる、良作でした。
アニメは12話、前後とCM飛ばしで3時間半くらいで見られます。
息抜きに見るにもちょうど良い短さでオススメです(^^)