こんにちは!Roloアクセサリーのakiです。
久しぶりに見たアクセサリーが・・・
女性
となったことありませんか?
私が1年前、金属アレルギーで使えなかったシルバー925のバングルも捨てずにこの1年、お蔵入りしていたら・・・1年後の今、すごい色になっていたので前回の「錆びやすいアクセサリー」に引き続き、金属の錆びの色や種類について調べてみることにしました。
シルバー925に、赤錆…?
こちら、去年かゆくなって使えなくなってからお蔵入りしていたバングルです。
全体的に赤色に・・・
こんなシルバー925は見たことありません。
↑まじまじ見ると、より凄い色が分かります。
赤だけでなく、緑色まで・・・
表側はまだ磨けば落ちそうな変色ですが、裏面はザラザラとしていて、錆びだと分かります・・。
開けっぱなしのところにおいておいた訳ではなく、袋に一応入れておいて、こんな状態になったのです・・・。
シルバー925って錆びるの?
ここで不安になるのは「シルバー925って放置するとこんなに劣化するの?」ということ。
aki
シルバー925とは、92.5%が銀・8.5%が銅でできた別名スターリングシルバーです。銀は硫黄に触れると硫化して、黒ずみができることがあります。ただ、この硫化は錆びとは違う現象でシルバークロスで磨くと落ちます。
「錆びやすい」という情報も拝見しますが、よくよく読み込んでいくと書いているのは「硫化」のことで、シルバー自体は錆びにくい金属です。
錆びの色や種類について
このバングルの状態がシルバーの硫化には見えないので、錆びの色でなにか判別できないかを調べました。
引用:「砥石」と「研磨」の総合情報サイト「錆びの色や種類 金属による錆びの違いについて」
「錆び」一つ取っても、こんなにカラーがあるようです・・。
- 赤い錆びは、鉄や銅
- 緑色の錆びは、ニッケル・鉄・銅
ということは・・・
今回の変色は、鉄・銅・ニッケルのいずれかが原因。
考えたいのは「8.5%の銅が変色した」ですが…他のシルバー925ではこんな色になりませんし、着用して見たときに金属アレルギー症状が感じられNGにしたことを考えると・・・
銅の比率が多かったか、銅以外にいろいろ合金されていたのでしょうか・・・
使えないものを経験するたび私が思い出すのは、シルバー925と名乗っている偽物の存在。
シルバー925は、実は割金が銅ではなくでも日本の場合、シルバー925と名乗ることができます。その場合、他の金属で錆びが発生してもおかしくありません。
他にも見かけたことのある残念な話の中には、実は、銀が92.5%も使われていなかった事例とかもあるみたいです・・・
シルバー925が変色したら・・
ここまで変色することはないと思いますが、普通のシルバー925は硫化で黒ずんだりします。
それは研磨剤入シルバークロスで磨くと落とすことができます。
シルバークロスは単品200円で販売していますが、シルバーアクセサリーのみを購入される方には無料プレゼントしています。
シルバー925に対するRoloの考え方
当店は、金属アレルギーさんが使えるかどうかを最優先にするアクセサリーショップです。
金属アレルギーの私が商品を使えるかどうか、実際に確認してから販売を決定しているため、今回のように使えないアクセサリーは、もったいないですがほとんど処分しています。
aki
今の時代の大人は忙しすぎるので、忙しい金属アレルギーさんが安心してアクセサリーを楽しめるように、シルバー925も選んでいます。
▶︎金属アレルギーさんのためのアクセサリーショップRolo(ロロ)
今回のまとめ!
「シルバー925」と一口に言っても、さまざまなものが流通してる・・・と感じました。
こういう凄い変色を見ていると、シルバーも含め、お店の情報ってどこまで信じられるんだろう!?と不安になるかもしれませんが、お買い物で失敗してほしくないので「シルバーにはこういう失敗例もある」という参考になればと思います。
きちんと長く、大切に使っていくなら・・
のがやっぱり大切。