こんにちは!Roloアクセサリーのakiです。
女性
最近、こんなお問い合わせをよくいただきます。
水着や夏服に、ネックレスやピアスを合わせると、おしゃれで気分が上がるし可愛いですよね♪
アクセサリーは海でも着けられます。
ただ注意はしていただきたいことがあるので、海でアクセサリーを楽しむための注意点をまとめます!
アクセサリーって海水で錆びそう…
海水にずっと浸かっていたらアクセサリー錆びそう、海から帰ってきたらすでに錆びてた・・・という方も。
まずは金属の錆びと海水について確認していきます。
金属は、空気中の水素と酸素に電気反応して酸化が起こると錆びが発生します。金属の錆びを完全に防ぐことはできませんが、上の表のように金属によってすぐに錆びる金属と錆びにくい金属が存在しています。
そして塩分(塩化ナトリウム) は、金属の錆びを促進すると言われます。
海水は塩分が3.4%、水分(H2O=水素と酸素) が96.6%と、金属が錆びやすい条件が揃っています。海辺の自転車が錆びやすかったり、汗をかきやすい夏に金属アレルギーを発症する人が多い理由もこの辺りが関係しています。
海で使いたくないNGアクセ
- 金属が何か分からないもの
- メッキ製品
- ニッケルフリー
- 合金
- 真鍮(銅と亜鉛の2合金)
錆びやすい金属は、海水にも弱いので避けましょう。
ここに挙げているものは主にニッケル・亜鉛の含有量が多いもの。
あと表記がなくて何でできているか分からないアクセサリーというのは大抵が合金製なので、できれば普段使いも避けていただきたいと思っています。
aki
海で金属アクセを使うならコレ !
- 金
- プラチナ
- 純チタン
- シルバー
- サージカルステンレス
これらの金属は当ブログでも金属アレルギーを発症しにくい金属として紹介しています。金属アレルギーを発症しにくい理由は「錆び=イオン化現象」が起こりにくい=海水で使っても錆びにくい理由と繋がっています。
シルバーって大丈夫なの?
「シルバーが錆びやすいので、海水で使わないほうがいいのでは?」というご意見も。
シルバーは海でも使えます。鉄や合金などと違って「錆びにくい」ので、そのまま使っていただいてOKです。
注意するとしたら、シルバーは硫黄に反応するので硫化して黒ずむことがあります。
硫黄は海水にも入ってはいるのですが微々たるもの (参考:海水の組成) なので、変色や錆びを気にするほどではありません。避けるべきは温泉。温泉はしっかり硫黄が含まれているので温泉ではシルバーを外しましょう。
もし海や普段使いをしていて硫化で少し黒ずんでしまっても、シルバー専用の研磨クロスで磨くと黒ずみがとれます。
〇〇ポストをお勧めしない理由
女性
…ポストだけが対応しているピアスはほとんどの場合、本体が合金製です。それは飾りの部分が錆びやすいということ。これはチタンだけではなく、「シルバー925ポスト・樹脂ポスト」なども同じです。
あとチタンも、チタン合金じゃなくて純チタンを選びましょう。もちろん純チタンの方がお値段はしますが、錆びと金属アレルギーの心配をするよりも、安全に、長く使えることをぜひ優先してほしいです。
海に入ったあとは必ず水洗い
錆びにくい金属にしたからって、海水の塩分がついたまま放置するのは錆びを進める原因になります。
海で使ったら水洗いで落としておきましょう。洗い流したらそのままにせず、柔らかい布で水気をふき取ります。
傷つきそう…失くしそう…
テンションマックスで海に遊びに行くぞ!という予定で失くす不安があるなら。本当にずっと大切にしたいアクセサリーはやめておいて、そのイベントに合わせてアクセサリーを選ぶ方が良いと思います。
ネックレスはまだ良いですが、リング・ブレスレット・アンクレットといった手や腕まわりのものは、海辺の砂で傷が入ったり、知らないうちに紛失したり。。。
錆びに強い金属を選べば、安心して楽しみながら長く使えるのでおすすめします(^^)
Roloでは、シルバー925をメインにゴールドは18K~16K,14Kコーティング、金属アレルギーの私自身が金属アレルギーの方向けに金属選びと着用テストをしたアクセサリーを取り扱っています。肌への影響が気になる・・・という方は、気軽にお問合せください(*^^)
自分のお気に入りの1点を見つけて、この夏も楽しんでいきましょう♪