こんにちは!Roloアクセサリーのakiです。
お気に入りのアクセサリーが、使用しているうちに、いつの間にか赤っぽく・茶色く変色していたことはありませんか??
この記事では、
✔️シルバーが変色する原因
✔️茶色い変色を元に戻す方法
✔️長く愛用するための金属選び
について、詳しくご紹介します!
シルバーが変色してしまう原因
まず変色には2通りあり、そのアクセサリーが・・・
- シルバー色をした合金素材なのか
- 素材がシルバーなのか
によって、原因が異なります。
シルバー色をした合金素材の場合
アクセサリーが、シルバー色をしている合金素材の場合、表面の銀色メッキが剥がれて、中の地金が見えているのかも。
地金とは、アクセサリーの芯になっている金属のことですが、合金としか表記がない・または何でできているか分からない状態で購入した場合、ほとんどの商品が安物の金属を使っています。
安物の金属は、安さに比例して錆びやすい金属な傾向があります。
なので、メッキが剥がれ、地金が錆びてくれば、気付いた頃には「あれ、変色してる…!」となってしまうのです。
錆びやすい金属
アクセサリーを長く愛用するためには、錆びにくい金属を自分で選ぶことも、とっても大切。
表の中で、アクセサリーにも使われる錆びやすい金属には・・・
- アルミニウム
- 鉄
- 亜鉛
- ニッケル
この4つが多いです。
ちなみに、この錆びやすさは金属のイオン化傾向と関係していて、金属アレルギーを引き起こしやすい金属としても有名なので、ぜひ気を付けてくださいね。
素材がシルバーの場合
シルバー925、シルバー990、純銀などといった本体がシルバー製のアクセサリーは、錆の変色ではなく、硫化現象によって、茶色くなっています。
シルバーの硫化について
シルバーは錆びにくい金属ですが、きちんと保管せずに放置していると、空気中のわずかな硫黄分に反応し、少しずつ変色します。
これがシルバーの硫化現象です。
「硫黄に反応する」・・・というと、温泉にシルバーを連れて入ると、シルバーが真っ黒になるのも有名です。なので、温泉に入る時は着替えの時かその前に、身につけているシルバー製品は外しておきましょう。
変色を元に戻す方法
素材がシルバーのものは、硫化でくすんだ変色は磨けば元に戻すことができます。
しかしシルバー色をした合金アクセサリーは、残念ですが元に戻すことができません。買い替えが必要です。
たとえば、ちょうど私のシルバーバングルが茶色く変色していたので、シルバークロスで磨いてみました↓
違いを見ていただくために・・こちらが、磨く前の写真です。丸で囲っているところが、茶色くなっていました。
シルバークロスで変色した部分を磨くと、右のように使用した部分が黒くなります。
ちょっと分かりにくいですが、同じ箇所に丸をつけました。つるんとキレイになりました(^^*)
このように、シルバーの硫化は磨けば元に戻ります◎
シルバーポリッシングクロス
※クロスのカラーは生産時期により変わります
もしもそれでも落ちない!場合、シルバーアクセサリーには「重曹を使う方法」もあります。想像してたよりカンタンだったので、こちらもぜひ参考にしてみてください↓
アクセサリーを長く楽しむために
アクセサリーを、長く愛用したい。
そんな方は、ぜひ金属でアクセサリーを選びましょう。
先ほど触れた、ニッケル・鉄・亜鉛・アルミニウムなどは、ほとんど「素材 : 合金」と一括りにされています。
反対に、プラチナ・金・銀などは、錆びにくく、同時に金属アレルギーを引き起こしにくい金属と言われています。金属の価値が高いので、これらの金属を使用しているお店は、ほとんど素材表記をしています。
安物に比べれば、購入金額は高くなりますが、すぐに錆びて頻繁に買い替えることを考えると・・・結果的にきちんと素材を選んだ方が、時間をかけて選んだアクセサリーを長く愛用することができます。
金属アレルギー対応のアクセサリーショップRolo
Roloは、金属アレルギーによる、金属アレルギーさんのためのアクセサリーショップです。
取り扱いは主にシルバー925 製品が多いです。今後、他にも増やしていく予定です。
シルバー製品は錆びにくく、長く愛用していくと硫化によって少し変色することもありますが、簡単なお手入れで元の色味に戻ります。
また、硫化現象は「いぶし銀」とも呼ばれ、味わい深いデザインとしても親しまれています(^^)
各商品、着用テストを実施
昨今、いろんなお店でシルバー925のアクセサリーを見かけることができますが、中には、実は割金にニッケルを使ったものや、実はシルバーの含有率が92.5%以下なのにシルバー925と謳っている、いわゆる偽物も存在しています。
Rolo.では、こういった問題のせいで金属アレルギーさんが「結局かゆくなった…」という経験をしないように、1つ1つのアクセサリーを、金属アレルギーである私自身で事前にモニターテストを実施。
本当に使えるかどうかを確認した後、取り扱いを決めて、販売しております。
まとめ
シルバーが赤っぽく変色してしまった場合はまず、そのアクセサリーの金属は何か、振り返ってみましょう。
シルバーは専用のクロスで磨いて取り除き、シルバー色の合金アクセサリーは、一度手元にあるアクセサリーの金属を見直してみてください(^^*)