こんにちは!Roloアクセサリーのakiです。
「買ったばかりのシルバーアクセが、いつの間にか赤っぽくなってた…」 そんな経験はありませんか?
実はそれ、シルバーアクセサリーではよくある“変色トラブル”。 でも安心してください。 シルバーは正しくケアすれば、元の輝きを取り戻せる素材なんです。
この記事では、赤くなる原因と、自宅にあるものでできるお手入れ方法をご紹介します。
赤く変色するのはなぜ?
原因は“銅”の酸化
シルバーアクセが赤っぽくなる主な原因は、素材の中に含まれる銅の酸化です。
実は、純銀(100%のシルバー)はとてもやわらかく、アクセサリーには不向き。 そのため、強度を高めるために“銅”を混ぜた「シルバー925(SV925)」がよく使われています。
シルバー925 = 銀92.5% + 銅7.5%
この“銅”が、空気中の酸素や汗・温泉の硫黄などに反応し、赤や茶色っぽく変色することがあるんです。
自宅でできる!赤くなったシルバーの戻し方
赤くなってしまっても大丈夫。 身近なもので簡単にケアできます。
方法①:シルバー磨き用クロスで拭く
最も手軽なのが専用クロスでのお手入れ。 磨き成分が含まれているので、赤みや黒ずみが軽減されます。
- やわらかく、力を入れすぎずに
やさしく磨くのがポイント。 - 宝石部分には使用しないよう注意しましょう。
方法②:重曹&アルミホイルで化学反応を利用
少し科学的な方法ですが、よく効く定番ケア。
用意するもの: アルミホイル・重曹・耐熱容器・お湯
- 耐熱容器にアルミホイルを敷く
- アクセサリーを置く
- 重曹(小さじ1〜2)をふりかける
- 熱めのお湯を注ぎ、10分ほど放置
- 水ですすぎ、柔らかい布で水分を拭き取る
方法③:歯磨き粉で磨く(※注意)
研磨剤入りの歯磨き粉を使って優しくこすると、表面の変色が落ちることも。 ただし、強くこすりすぎると小傷の原因になるので注意が必要です。
それ、本当に“シルバー”の変色?
実は、見た目が赤っぽく変色していても「本物のシルバー925ではなかった」というケースもあります。
特に、通販やフリマサイトなどで購入された場合、実際はメッキ製品やニッケル素材だったという可能性もゼロではありません。
当店にも「クロスで磨いても赤みが取れない」というご相談が寄せられたことがあり、詳しく確認したところ、シルバーではなく、メッキが剥がれた下地の金属が赤く見えていたと判明しました。
- 本物のシルバー925:変色は黒〜茶色系が多い
- ニッケルやメッキ:赤〜ピンク色に変色することがある
「赤く変色=シルバー特有の硫化」とは限らないので、変色が気になる場合は素材の再確認もおすすめです。
変色を防ぐために気をつけたい3つのこと
赤くなるのを防ぐには、日常のちょっとした工夫が大切です。
1. 使った後はやさしく拭く
皮脂や汗をそのままにせず、やわらかい布でふき取りましょう。
2. 密閉して保管する
ジップ袋やアクセサリーポーチなど、空気に触れにくい状態に。
3. 温泉や水回りでは外す
特に硫黄成分がある温泉は変色しやすい環境です。
シルバーは“育てるアクセ”
シルバーアクセは、変色しても“磨いて戻せる”のが魅力。
メッキのように剥がれる心配もなく、正しくケアすれば長く愛用できる一生ものの素材です。
Rolo.では、シルバー925素材をメインに使用しています。
「変色が不安…」という方でも、 日々のお手入れで“自分だけの風合い”が育っていく楽しみを感じていただけたら嬉しいです。
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aki