こんにちは!Rolo.アクセサリーのakiです。
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先日、お客様からこんなお話をいただきました。
そういえば・・・
昔は平気だったのに、最近ピアスをつけるとかゆい。
そんなお話を聞くことも今までありました。
体質が変わった?
もしかして、更年期も関係あるのかな?
気になって調べてみると、更年期そのものが直接「金属アレルギーを起こす」というわけではありませんが、更年期に起こる身体や肌の変化が、間接的にアレルギー症状や肌トラブルと関係する可能性はあるようです。
今回は、更年期とアレルギー、そしてよくご相談いただく「金属アレルギー」との関係についてまとめます。
更年期はアレルギーが増える?

更年期には、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンが大きく変動して、その後、減少していきます。
エストロゲンは生理や妊娠に関係するホルモンというイメージが強いですが、皮膚にも関係しています。
水分を保ったり、皮膚の厚みやコラーゲンなどを維持したり、肌の状態を保つうえでも大切な存在。
なのでエストロゲンが減少していくと・・
↓
皮膚の水分や脂質が減る
↓
バリア機能が弱くなる
↓
外からの刺激を受けやすくなる
という変化が起こることがあります。
更年期とアレルギーについてはまだ研究途中の部分もありますが、ホルモン変化による皮膚バリアや免疫機能への影響が指摘されています。
つまり、
「更年期とアレルギーの関係」でいえば
ホルモン変化の結果、今まで大丈夫だった刺激に、肌が負けやすくなった
ということも考えられるんですね。
金属アレルギーにも関係する?

そもそも金属アレルギーは、金属に触れただけで起こるわけではありません。
汗などによって金属から金属イオンが溶け出し、それが皮膚に入り、体内のタンパク質と結びつくことで、免疫が異物として認識することがあります。
一度その金属に対して感作されると、再び触れた際にかゆみや赤み、湿疹などが起こる。
これが金属アレルギー=「アレルギー性接触皮膚炎」の仕組みです。

では、更年期になると金属がイオン化しやすくなるのか?
調べた限り、エストロゲンが減ることで、アクセサリーの金属イオンが溶け出しやすくなるという根拠はありません。
変わる可能性があるのは、金属ではなく私たちの皮膚側です。
昔は平気だったのに、なぜ?

皮膚には本来、外から入ってくる刺激や物質から身体を守る「バリア」があります。
乾燥などによってこのバリアが弱くなると、外部からの物質が侵入しやすくなります。
ニッケルアレルギーを持つ人を対象にした研究では、通常の皮膚よりも、あらかじめ刺激を受けてバリア機能が低下した皮膚のほうが、ニッケルへの反応が起こりやすかったという報告もあります。
なので、
→ エストロゲンの減少
→ 肌が乾燥しやすくなる
→ バリア機能が低下する
→ 以前は気にならなかった刺激にも反応しやすくなる
ということは考えられます。
もちろん「40代になってピアスがかゆくなった=更年期が原因」とは言い切れません。
でも、昔と同じアクセサリーを使っているのに、最近なんだか使えない。
そんな変化があったときは、自分の肌の状態が変わっている可能性もあるんですね。
どんな金属を使っても同じ?

もうひとつ大切なのが
「肌が敏感になったら、どんな金属を使っても同じなの?」
ということ。
これは、そうとも限りません。
金属アレルギーの起こりやすさは、金属によって違います。
大切なのは、金属製かどうかだけではなく、何の金属が使われていて、その金属イオンがどのくらい溶け出すのか?
たとえばステンレスにもさまざまな種類があり、ニッケルを含むものもあります。
ただし「ニッケルが入っている=必ずアレルギーになる」というわけでもありません。
ステンレスは表面にできる不動態皮膜によって腐食しにくく、ニッケルを含んでいても溶出しにくいものがあります。
一方、シルバー925は92.5%が銀。
aki
ただ、シルバー925なら誰でも大丈夫というわけではありません。残り7.5%に使われている金属やコーティングなどによっても変わるため、「1要素だけで100%を判断することはできない」ということは忘れないでほしいと思います。
「もうアクセサリーは無理かも」と諦める前に
もし、
「若い頃は何でもつけられたのに、最近かゆくなる」
「前まで使えていたピアスが合わなくなった」
そんなことが続くと
と思ってしまうかもしれません。
でも、ちょっと待ってほしいです。
ひとつのアクセサリーが合わなくなっても、すべての金属が使えなくなったとは限りません。
私も金属アレルギーになってから、アクセサリー選びにはさんざん悩みました。
でも素材について知って、自分が使えるものに出会ってから、またアクセサリーを楽しめるようになりました。
年齢を重ねれば、肌も変わります。
だったらアクセサリーも、昔と同じものを我慢して使ったり、全部諦めたりするのではなく、
今の自分の肌に合うものを、もう一度選び直してみる。
そんな選択肢があってもいいのではないかなと思います。
症状が続いたり、何の金属に反応しているのかわからない場合は、皮膚科でパッチテストを受けることで原因金属を調べることもできます。
「最近アクセサリーが合わなくなったな」と感じても、
年齢だから仕方ない、とアクセサリーそのものを諦める前に、肌の変化や素材にも少し目を向けてみてくださいね。




