こんにちは!Rolo.アクセサリーのakiです。
先日、ラブラドライトのリングをつけてたら久しぶりにハマりました。
そんな中そういえば
- なんでこんな不思議な光り方してるんだろう?
- 「ラブラドライト」って名前はどこからきた?
など、浮かんできたさまざまな疑問を深掘りしたので、今回はラブラドライトの産地や特徴、不思議な光の理由、そして石に込められてきた意味までご紹介します。
ラブラドライトとは?

ラブラドライトは、長石(フェルドスパー)という鉱物グループに属する斜長石の一種です。
長石と言われても、正直あまり馴染みがないかもしれませんが、ムーンストーンやサンストーンなども同じ長石の仲間。
ラブラドライトの地色は、グレーや青みを帯びたグレー、黒に近い色など、一見すると落ち着いています。
でも光を当てて角度を変えると、
青、緑、金色、ときにはオレンジや紫などの光が、石の内側から浮かび上がる。
この独特の光こそ、ラブラドライト最大の魅力です。
「ラブラドライト」名前の由来

ラブラドライトという名前は、カナダ東部のラブラドール地方に由来します。
鉱物データベースMindatでは、カナダ・ラブラドール地方のポール島にあるFord Harbourが、ラブラドライトの最初に記録された産地として掲載されています。
参考:Mindat
18世紀ごろにこの地域で特徴のある光を持った長石が知られるようになって、産地の名前から「Labradorite(ラブラドライト)」と呼ばれるようになりました。
ラブラドライト=ラブラドール地方の石
かなりそのままの名前なんですね。
そして今はカナダだけでなくマダガスカルやフィンランドなど、世界各地でラブラドライトが産出しています。
青い光「ラブラドレッセンス」とは

ラブラドライトは動かすと青色の光が見えるけど、実際は青い色素が持っているからではありません。
石の中には、成分の違う長石がかなり薄い層になって重なった構造があります。
そこに光が入ると、各層で反射した光同士が干渉して、特定の色が強く見える。
その結果、私たちの目には青や緑、金色などの光として見える。
この現象の名前が、ラブラドレッセンス(Labradorescence)と呼ばれるものです。
だから、ラブラドライトはどこから見ても同じ色ではありません。
例えると、シャボン玉、貝殻、玉虫の羽など見る角度で色が変化するものに近い感覚。
石の表面や内面がその色なのではなくて、石の構造と光でできてる色。
ラブラドライトにはいろいろな光がある
「ラブラドライト=青」というイメージが強いですが、ラブラドレッセンスにはさまざまな色があります。
代表的なのはブルーやグリーン。ほかにも、ゴールド、オレンジ、紫などが見えるものもあります。
同じ石でも角度によって光が見えたり消えたり。
自然物なので、光の入り方や模様も一つひとつ違う。
「実物ではずっと青いわけではない」
というのもこの石の魅力だと思います。
ラブラドライトはどんな意味?
ラブラドライトは
直感、変化、才能、保護、本来の自分
など、さまざまな意味が紹介されています。
参考:COCONOARE
灰色の石の中から突然光が現れる姿から、
- 「自分の中に隠れている可能性」
- 「まだ見えていないものに気づく」
といった意味と結びつけられてきたようです。
石言葉や天然石にまつわる伝承・文化的な意味づけで、科学的に証明された効果ではありません。
私個人的でも、天然石は
その石の背景や、人が意味づけてきた歴史を知って、自分なりのお守りのように楽しむ
くらいが好き。
別名「オーロラを閉じ込めた石」

ラブラドライトは、その光をオーロラになぞらえた話も多く残されています。
天然石の記事では、北米の先住民に伝わる物語として
という伝承が紹介されることも。参考:COCONOARE
このあたりは鉱物学の検証された事実ではないものの、
実際に青い光が走ってるのを見てると、昔の人が「オーロラを閉じ込めた石」と表現したのも納得です。
ラブラドライトは秋冬に似合う
これはもう、完全にアクセサリー屋としての感想ですが
今回久しぶりにラブラドライトを身につけて、
「秋冬の服にすごく合う」と感じました。
理由はラブラドライトのベースカラーにある。
グレーやブルーグレー、くすんだ色なので、
- ブラック
- チャコールグレー
- ネイビー
- ブラウン
- グレージュ
など、秋冬によく着る落ち着いたカラーに本当なじむ。

鮮やかな色石ほど主張しないけど、無彩色でもない。
だから厚手のニットやジャケットなど、秋冬の少し重めのコーディネートにも合わせやすいのかもしれません。
アクセサリーとして楽しむなら
ラブラドライトをアクセサリーとして選ぶなら「どれだけ真っ青か」より角度によって変わる表情を楽しんでほしいです。
石の向きや研磨によっても、ラブラドレッセンスの見え方が変わります。
ラブラドライトは一定方向で光が強く見えるため、石のカットや向きもその魅力を引き出す重要な要素です。
参考:推し鉱物図鑑
Rolo.でも、ラブラドライトを使用したリングを扱っています。一見シックですが、手を動かすと石の中に光が現れる。
写真では伝え切れない、天然石の魅力があります。
知れば知るほど不思議な石

なぜ光るのか。
どこから来た石なのか。
なぜこんな意味が付けられてきたのか。
背景を知ると、もう一度じっくり眺めたくなります。
知らなくてもきれいな石なんですけどね。
私はこの秋冬、ラブラドライトブームが続きそうです♪



