こんにちは!Roloアクセサリーのakiです。
この記事では
- 金属アレルギーって治るの?
- 金属アレルギーになる原因
- 金属アレルギーの予防方法
これらを解説していきます。
目次
金属アレルギーは治るの?
金属アレルギーは、ズバリ1回なると治りません。
一度なったら、ぜひ自分は何が使えなくて、何が使えるのかを早めに把握することがおすすめです。
aki
金属アレルギーになってしまったからといって、全ての金属がNGという訳ではありません。
何でもかんでもは使えませんが、きちんと金属を選べばアクセサリーもベルトも腕時計も、今まで通りに楽しめます。
金属アレルギーの原因
金属アレルギーになる理由は、主に汗をきっかけに金属表面のメッキが剥がれ金属イオンが溶け出す時、その金属イオンが身体のたんぱく質と結びつくことで、アレルゲン(アレルギー原因物質)が作られてしまいます。
アレルゲンは、花粉症のように身体の中に少しずつ溜まっていきます。
引用:pixabay
花粉症になるメカニズムで、「身体の中のコップがいっぱいになると花粉症になる」というお話を聞いたことがある方もいると思います。
それと同じで、金属アレルギーもアレルゲンが少しずつ身体の中に蓄積されて、コップ(許容量)が一杯になったら突然、金属アレルギーになります。
なので、「これまで大丈夫だったのに・・」突然、金属アレルギーになるんですね。
この許容量は、個人によって違います。
金属アレルギーの予防方法
自分が金属アレルギーかどうかを自分で判断するまでには時間がかかります。私自身がそうでした。これってたまたま乾燥でかゆかっただけかな?とか。
なので確実に断定するには、皮膚科でパッチテストをしていただくと良いです。何の金属が金属アレルギーなのかを検査していただくことができます。
1. 金属アレルギーになりやすい金属を避ける
とは言っても、仕事に家事にプライベートに‥分かっているけど病院に行く時間がうまく取れない方も多いと思います。
そんな方に、特に金属アレルギーになりやすいと言われている金属を知っていただきたいと思います。
- ニッケル
- コバルト
- クロム
などがあり、その中でもニッケルは金属アレルギーになりやすい代表的な金属です。
あなたが金属アレルギーによってかぶれた金属も、これらでできている商品ではありませんでしたか?
ちなみにニッケル対策として「ニッケルフリー 」「ノンニッケル」というアクセサリーもたくさん出回っていますが、ニッケルフリー ・ノンニッケル・ニッケルオフでも普通に金属アレルギーになることがあります。
2. 金属アレルギーになりにくい金属を知る
金属アレルギーになりにくいアクセサリーと言えば、樹脂ピアス・紐製ネックレス・樹脂リングなど‥金属じゃないアクセサリーもあるにはありますが、デザインに限界があります。
でも、金属アレルギーになっても金属アレルギーが起こりにくい(金属イオンが溶け出にくい)金属があります。
ちゃんとその金属を選べば、金属アレルギーでもこれまでと同じように金属アクセサリーも楽しめるので安心してください。
以下に、金属アレルギーが起こりにくい主な金属をご紹介します。
プラチナ
結婚指輪などに定番の金属プラチナ。プラチナは、汗に溶けにくい素材なのです。
気をつけるとすれば、プラチナに他の金属が混ざっている場合ですね。例えば、プラチナは柔らかい素材なので他の金属を混ぜて硬くしているものがあります。
よく使用されるのがパラジウムですが、パラジウムは汗に弱いのでアレルゲンになる可能性もあります。
気になる場合は、購入前にプラチナの純度を確認するのがおすすめ。
ゴールド
プラチナと同じく、腐食に強く、金で金属アレルギーになる人は少ないです。
ゴールドの表記には、18K(18金)とか24Kなどをよく見かけますが、この数字は、ゴールドの純度を表しています。
例えば、18Kなら25%が銀や銅などの他の金属が混ざっていますし、24Kなら「純金」を表します。
ゴールドの合金に何の金属の何が混ざっているのかは、カラーである程度判断ができます。
- イエローゴールドは銀と銅
- ピンクゴールドは銅
- ホワイトゴールドはニッケルやパラジウム
なので、簡易判断としてはホワイトゴールドを避けておけばOK。
シルバー
シルバーも汗に溶けにくい素材で、金属アレルギーになりにくい金属。当店で主に取り扱っている素材になります。
アクセサリーではほとんど「シルバー925」と呼ばれる製品が一般的で、プラチナと同じく100%では柔らかすぎるので、他の金属を少量混ぜて強度を高くしています。
海外では別名「スターリングシルバー(sterling silver)」と呼ばれますが、本当にスターリングシルバーと呼べるのは合金が銅だけの場合のみです。ニッケルを混ぜて安く製造しているものも存在していますので注意が必要です。
ステンレスには要注意
ステンレスは金属アレルギーが起こりにくいとも言われているのですが、ステンレスは鉄、ニッケルなどを合わせた合金です。
腐食には強いため金属アレルギー対応と言われがちですが、ニッケルが入っているので、金属アレルギーの人は避けたほうが本当は良いです。
3. 金属を含んだ食べものを避ける
人にとって、金属も鉄分も必須な成分です。ですが、ニッケルやコバルトを豊富に含んだ食べ物があります。
食べないからといって治るわけではありませんが今後の症状を和らげるためにも、適量以上は摂取しない、避けることを一緒に心掛けてみましょう。詳しい食べ物一覧はこちら↓
金属アレルギーになったら・・
私がはじめて金属アレルギーになった日、何が起きたのか分かりませんでした。
同じアクセサリーで、何回も何回も痒くなってブツブツになってやっと、自分が金属アレルギーだと分かりました。
同じように、これまで使えたアクセサリーが急に赤くなったり痒くなったり、ブツブツができたりした場合、金属アレルギーの可能性大です。
金属アレルギーの症状が出たら、まず肌の炎症が引くまでアクセサリーの着用を控えましょう。
そして、原因になったと思われるアクセサリーは、残念ですがもう着けないようにしましょう。
もらったもので、どうしても着けたい!という場合、一時的な処置ですが金属をコーティングする商品も市販に売られています。定期的にコーティングしないといけなくなるのであまりおすすめではありませんが、一時的でもよければ検討してみてください。
この記事に書いた通り、金属を自分で選べるようになれば、アクセサリーもこれまで通り楽しめます。
金属を選んで、楽しいアクセサリーライフを送りましょう♪*.。